野菊杯優勝です。
今回は源蔵総監督にコメントを頂きました。
野菊杯 悲願のボレイロ初優勝!
11/20 成東総合運動公園
前日のまでの肌寒い天気が、この日ばかりは朝から日差しが照り付け、一日中温かい小春日和になりました。
ボレイロ創立以来、数々のタイトルを先輩達が獲得して来ましたが、野菊杯のタイトルは中々、取ることが出来ずにいました。過去最高位は山形に行った永藤 歩を擁してベスト4が最高位でしたが、とうとう、取ることが出来ました。
今年の6年生がボレイロの伝説に1ページを足しました。おめでとう!
しかし、決勝トーナメントに進出した最初の2試合はお世辞にも褒められる内容ばかりではなかったです・・・正直、ひどかった・・・
1回戦は、実住FC戦、試合開始から攻めたてましたが、シュートを外す、外す・・・外す。
枠へも飛ばず、GKの正面ばかりを狙う?
自力の差で勝ったものの先が思いやられる内容でした。この試合のPOM(最高殊勲選手)は後半から出場のカイト。堅い守備からオーバーラップの攻撃はチームにリズムを与えました。次は、主催のクレシェンテ成東、ここも圧倒的に攻め込むが、初戦と変わらず、相変わらずのちぐはぐさが露呈。この試合のPOMは久し振りの安定したプレーが光った大野ショウ。前半は無得点、後半に、本来右にいたコバが左に代わって1分後の最初のプレーでようやくゴール!ここは内田コーチの采配がピタッと決まり、何とかゴールしたものの、準決勝、酒々井FCをPK戦で破ったおゆみ野戦は、正直、厳しいと思っていました。
しかし、この試合で何が起きたのか?立ち上がりから以前の躍動していた本来のボレイロの姿が・・・・
まず、最初のチャンスでセイヤがキッチリと決め、その後も手を緩めずに追加して理想的な勝利!外しまくっていたセイヤはハットトリックの大活躍!結局、最後にDFとGKの譲り合いのような場面から失点したが、5:1で決勝進出。この試合はもちろん、セイヤがPOM。
決勝戦の相手は、茂原ウエストで、体格も大きく、スピードのある選手がいて、かなり強敵のように感じましたが、準決勝で本来の姿を取り戻したボレイロには、敵ではありませんでした。
開始直後から内田ヘッドが目指していた早いパスを使った左右からの攻撃に茂原が落ち着きません。そして、右から突破をし、ペナルテイエリアまでドリブル突破し、深くえぐったアマネに思わず、相手DFが後ろから倒しPKを獲得、PKを獲得したアマネが自ら落ち着いて左下隅のネットを揺らし、ボレイロが貴重な先制ゴール!そして、次は、1、2回戦共に不調だった上野ショウが右から入り込み、左サイドネットを揺らして2点目。
相手は、焦りから遠目からの強引なシュートばかり。
しかし、後半、気合の入った茂原が攻め込み、相手エース14番がミドル。これをGKシュンサクがギリギリで触ってはじき出す大活躍。
そして、3点目がボレイロに。コバが本来の右から左に代わってからボレイロが生き返ったような印象がありますが、コバがGKの位置を見定めて右に流し込み、優勝をぐっと引き寄せることが出来ました。
そして、その後も攻守に落ち着いたプレーとキャプテン大野ショウの掛け声で危なげなく試合終了をホイッスル。
この試合は、相手エースを完璧に抑えたコハク。
苦節12年で初めての野菊杯を奪取、優勝旗とトロフィを掲げることが出来ました。
この日に選出した活躍した選手は、コハク、そして2番目は、大野ショウ、それからアマネが選出されました。おめでとう!
表彰式で内田コーチの優勝スピーチは簡潔で短かったですが、「ようやく、今年初のタイトルを取ることが出来ました・・・」この言葉の中に安堵した心の中が見て取れました。
優勝おめでとう!内田コーチ、アシスタントコーチの皆さん、保護者の皆さんそして、ようやく長いトンネルを抜けた選手達。
この日、6年チームは、もう一つの大会にも出場!布佐フットサル大会では、2チームとも予選突破し、層の厚さを証明出来ました。
6年は、ボレイロとしての戦いも先が見えてきましたが、まだまだ、大会が控えています。
これからが本当の勝負だと思います。
みんな、最後まで全力で走りぬこう!
総監督 渡辺源藏、
PS:ついでですが、野菊杯の名前の由来は、名作「野菊の墓」の作者、伊藤佐千夫の出身がこの地域という縁で大会名が付けられました。